Debian や 他の GNU/Linux ディストリビューションを プリインストール したシステムを出荷しているベンダもあります。 多少余分なお金がかかるかもしれませんが、 ある程度の安心を購入できることになります。 このハードウェアは GNU/Linux で しっかりサポートされていることが確信できるわけですから。
Linux がバンドルされたシステムを購入する場合でも、中古のシステムを購入する 場合でも、そのハードウェアが Linux カーネルでサポートされているか改めて 確認することが重要です。 前述の参考資料の中に、そのハードウェアが挙げられているかどうかを 確認してください。 (もしいれば) 購入先の販売員には、Linux システムを購入することを伝えましょう。 また、Linux に友好的なハードウェアベンダを支援しましょう。
あるハードウェアメーカーは、どのようにドライバを書いたらよいかをまったく 教えてくれません。また、Linux のソースコード公開を 妨げる NDA (非公開の同意) をしない限り、 文書を見せてくれないメーカーもあります。
これらのデバイスが Linux 上でまったく動作しないのは、 それに関する文書を読むことが許可されていないためです。 このようなハードウェアを作っているメーカーに、 文書を公開するように要請してください。 もしもたくさんの人たちが要請すれば、彼らも Linux が重要な市場であると認識するでしょう。
コンピュータを取り扱っているお店でパリティ付き RAM を購入するとき、 もしかしたら本当のパリティ付きのものではなく、 仮想パリティのものを手に入れることになるかもしれません。 仮想パリティ SIMM を見分けるには、 パリティなしの同等の SIMM よりもチップがひとつだけ多く、 かつその余分のチップが他のチップよりも小さいことでわかります (常にこの識別が可能とは限りませんが)。 仮想パリティ SIMM はパリティなしのメモリと同様のものです。それらは 1 ビットの RAM エラーを、パリティをサポートしたマザーボード上の 本当のパリティ付き SIMM のようには知らせてくれません。 もうこれ以上、仮想パリティ SIMM に パリティなしの SIMM より高いお金を 払ってはいけません。 もう少しお金を払って本当のパリティ付き SIMM を買いましょう。 こちらは、ちゃんと 8 ビットにつき 1 ビットのメモリを買うことになりますから。
Mipsel アーキテクチャの RAM に関する問題や どの RAM を買うべきかについての完全な情報が必要ならば、 PC ハードウェア FAQ をご覧ください。